アトラスを越えて砂漠の入口の町、ワルザザートへは、4000メートル級のアトラス山脈を越えなければならない。 この道路は、めっちゃ悪い。 日本みたいにガードレールがあるわけでもない。 ここを大型バスやトラックがびゅんびゅん走るのだから、道路脇すれすれに走ることもある。 右側の席に陣取ると、確かに遠くの山々や麓の町が見れて眺望は良いのだが、谷底までも見ることになり、めっちゃ、怖い。 おまけに、くねくねとした曲がり道の連続で、気分が悪くなってしまう。 途中途中には、ドライブインが多くあり、その土地土地の名物?が売られていた。 はたぼーも、休憩中にサボテンの実を買って食べた。(後悔した。) 上の写真は、ティシュカ峠。 こんな光景が広がっている。どこまでも、赤茶けたごづごつした大地。 この4000m級の山からは、アンモナイト・三葉虫などの化石がごろごろ出てくる。昔、海だったんだねぇ。 ラクダの隊列に遭遇。いったい何頭いるのだろうか。 26日の行程、マラケシュからワルザザートまでの200kmは、モロッコ旅行の中でいちばんきついものだった。 途中、グラウィのカスバ(要塞)や世界遺産となっているアイット・ベン・ハドゥを見学する。 アイト・ベン・ハドゥは、5世帯住んでいて、チップを出せば見せてもらえるとか。 ガイドが交渉するとのこと。この行動、かなり怪しい。 27日も砂漠の町エルフードへの320km をひたすら走る。 ここは、カスバ街道と呼ばれ、「バラの街」とも呼ばれるエル・カーラ・マグーナ、街道最大の街、ティネリエールを通り、昼食はトドラ渓谷のレストランでタジン料理を。 途中、砂嵐に逢うも、無事エルフードに到着したのであった。 つづく ジャンル別一覧
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